釣り初心者からベテランまで、幅広い人気を誇るアジング。しかし、「始めたいけど、何を揃えればいいのかわからない」「予算内で最適なタックルを選びたい」という声も多いですよね。
この記事では、予算20,000円以内で揃えることができる、アジング初心者におすすめのタックルを厳選して紹介します。アジングの魅力に触れながら、タックル選びをするためのポイントも一緒に解説していきます。
これからアジングを始めたい方はもちろん、タックルの見直しを考えている方にも役立つ情報満載です。
アジングで必要な基本タックル
アジングを始めるにあたって、まず揃えるべきものは、ロッド、リール、ライン、ルアーの4つになります。
最初は扱いやすいバランスの良いタックル選びがポイントです。
ロッド
最初はジグ単用のロッドを購入するのをおすすめします。
アジングにおいて、ジグ単は汎用性が高く、一番出番が多い釣り方です。
約6フィート前後の長さで、柔軟性の高いロッドを選ぶと、軽いルアーでも遠くへ投げやすくなります。ジグ単ではこのタイプのロッドが取り回しも楽です。
リール
アジングでは100mぐらいの糸巻量で充分なので、1000~2000番台の小型スピニングリールがよく使われます。
重量が重いと操作性が悪く使いずらいので、出来るだけ軽量なものを選びましょう。
メインライン
最初はナイロンラインかフロロカーボンラインを選択しましょう。
アジングでは高感度なPEラインやエステルラインがよく使われますが、感度が良い反面ライントラブルが多いです。
ナイロンまたはフロロカーボンであれば、リーダーラインも不要ですし、高感度ラインに比べてトラブルも少なく釣りに集中できます。
アジングに慣れる意味でも、最初はナイロンまたはフロロカーボンがおすすめです。
ルアー(ジグヘッド+ワーム)
初めて釣りに出かけるのであれば、ジグヘッドは1gを中心に、±0.2~0.5g前後のものを2,3種類揃えましょう。
その中で一番キャストしやすく、適度に重さを感じ取れるものをメインに使用していくのがいいでしょう。
ワームについては、1.5~2インチのクリアカラーとグローカラーの2種類をおすすめします。
ジグヘッドもワームも、アジングに慣れてから色々揃えても十分です。
タックル別のおすすめ
トータル20,000円を前提に、ここでおすすめのタックルを紹介します。アジングを始める上で「どれがいいのかわからない」という悩みを解消していきましょう。
ロッド
ファーストキャスト FCS-S682 AJI(メジャークラフト)
ソリッドティップを採用したアジング専用ロッド。
適応ルアーも1~10gと幅広く、ジグ単からマイクロジグ、キャロまで扱える汎用性の高いロッドです。
エントリーモデルということもあり、手ごろな価格なので、最初の1本として手が出しやすいのも魅力です。
19 ソルティーアドバンス アジング S64ULS(シマノ)
シマノから発売されている、アジング専用ロッドのエントリーモデル。
適応ルアーは0.3~6gでファーストキャストと比べると扱えるウェイト範囲は狭いですが、ジグ単専用として扱いやすいロッドです。
ロッド自重も65gと軽く、軽いルアーも操作しやすく長時間の釣りでも疲れにくいです。
リール
23レガリス (ダイワ)
ダイワから発売されている低価格帯リールです。
低価格帯のリールですが、ZAION Vやエアドライブデザインなど、上位機種の機能が積極的に取り入れられています。
重量も175gとこの価格帯では軽く、上位機種と遜色ない重さも魅力です。
アジングでは、LT1000S・LT2000S-P・LT2000S-XHの3種類がおすすめです。
21ナスキー (シマノ)
シマノから発売されている低価格帯リールです。
こちらもレガリス同様、HAGANEギアやサイレントドライブなど、上位機種の機能が取り入れられており、コスパが良いリールです。
重量は1000番で205gとなり、レガリスと比べると30g重くなっています。
アジングでは、1000・C2000S・C2000SHGの3機種がおすすめです。
メインライン
月下美人 TYPE-N 煌(ダイワ)
ダイワから発売されているナイロンラインです。
ウルトラ撥水加工による飛距離アップや軽量リグのコントロール性など、扱いやすいラインとなっています。また、低伸度やしなやかさにより感度もよく、アジのアタリも感じやすいラインです。
APPLAUD GT-R PINK SELECTION(サンヨー)
サンヨーから発売されているナイロンラインです。
耐摩耗性能が通常ナイロンの20倍あり、高強度を実現しています。
ラインカラーがピンクで視認性があり、扱いやすいラインとなっています。
ジグヘッド
アジスタ(ティクト)
オールマイティーに使えるラウンドタイプのジグヘッドです。
フックには金針を採用しているため、アジに対して十分アピールしてくれます。
ただ、金針のため他のフックより錆びるのが早いです。
ストリームヘッド(サーティーフォー)
34(サーティーフォー)から発売されているジグヘッドです。
フック形状が独自のオープンゲイブ+ショートシャンクでフッキングがしやすいです。
他のメーカーと比べてアイ部分がかなり小さいので、スナップを使用する場合は注意が必要です。
ワーム
アジアダー(レインズ)
レインズから発売されている定番ワームです。
レインズのソフトマテリアル加工技術により、アジの食い込みは抜群に良いです。
カラーラインナップが多いのも人気の理由です。
ペケリング(ジャッカル)
ジャッカルから発売されているアジング用ワームです。
特徴的な形をしており、ボディ部のリブで波動を出すことによりアジに大きくアピールします。
また、ボディ素材に練りこまれたフォーミュラーにより味や匂いでアピール力を高めています。
まとめ
「20,000円で始めるアジング入門」では、初心者がアジングに必要なタックルを選ぶ際の指針やアイテムを紹介しました。
扱いやすさ、性能、コストパフォーマンスに優れたタックルは、アジングを始める最初の一歩として理想的です。
これらの情報を元に、アジングの魅力を感じてください。アジングを通じて、釣りの楽しみと自然とのふれあいを存分に味わうことができるでしょう。